これまで「お金は郵貯か銀行へ」の私でしたが、
初めて「投資」というものに挑戦してみました。
投資といっても、「少額」「積立」「低リスク」のかわいいもんです。
今はリスクの小さい投資の仕組みがあるのを知って、勉強を兼ねて。
でも、初心者なりに勉強しました。今おススメのやり方に、しっかり乗らせていただきました。
家にいる時間がたっぷりある今、投資の勉強はいかがでしょう。
「一日でも早く始めた方が吉!」みたいですよ…
では、ど素人が投資の世界に小さな一歩を踏み出したまでを記します。
ゼロ金利、お金の価値が減っていく
元々がギャンブルやらない派ですので、株や投資にも縁がない人生を送ってきました。
株価とか為替の変動に気を使いたくないですし、損はしたくないし、そもそも投資するほどのお金をもってなかったし。
お金は銀行に預けっぱなし、投資の勉強とか考えたこともありませんでした。
しかしだ。
銀行の金利はほぼゼロ、それどころかマイナス金利とかいう話も。物価の上昇率が0.5%程度だから、お金の価値がどんどん減っているということですね。
ちなみに物価上昇率を50歳以上の世帯でみると、1%を超えてます。
単純に言えば、金利が1%ないとお金の価値をキープできないということです。
銀行からの投資話には要注意
ところで退職金が入ると必ず、銀行から電話がかかってきます。
話の内容は、退職金の運用について。
私のところにも電話があって、おいしそうな話を二つほど紹介されました。
当時は全く知識がなくて、「退職金定期プラン特別金利6%」とかすごいじゃん! なんて思っていましたが、相談していたFPからあまりいい顔をされず、結局お断りしました。
ざっくり言うと、
- 定期の特別金利期間は短いし、
- 同額を投資に回すことが条件だし、
- 投資の手数料が高いし、
- 結局あまり得ではない、
ということです。
このあたり、こちらの記事に見事に書かれていました。
●4割の人が不満?銀行の「退職金運用プラン」のからくり(週刊ダイヤモンド編集部)
ちょっと前の記事ですが、まさにこの通り。銀行の手数料商売ですね。
今ならよーくわかりますが、あの頃は他のこと知らなかったし、営業の話術がもうちょっと上手だったら乗っていたかもしれない。あぶねー(^^;
もちろんいい商品なら利益はでると思いますが、銀行の手数料分ハードルは上がります。それなら自分で勉強して投資した方がいいんじゃないかな、と、今なら言える。
皆さん、よーく考えてくださいね。
できそう!「ほったらかし投資」
とは言っても「投資」という言葉に、それまで全く心が動かなかった私。
知識ほぼゼロ。
こんな時はまずGoogle先生に聞いてみよう。
「投資 はじめて おすすめ」とか「投資 何から」とか、検索して手当たり次第に見ているうちに、「ほったらかし投資」という言葉があることがわかりました。
ざっくり言うと、
「投資環境を整えたら、あとはなるべく手をかけず、放っておくだけの投資」
これなら私でもできそうだ!
少額から投資可能、インデックス投資
投資というとまず頭に浮かぶのは、どこかの会社の株を買って株価の上下に一喜一憂(株以外もありますが)という光景なんですが、
ほったらかし投資でおススメされているのは「投資信託」です。
投資信託は、
投資信託
- 運用の専門家(運用会社)が、投資家から資金を集める
- 運用会社は、集めた資金をいろいろなところへ投資する
- 投資家は、少額でいろいろな投資をすることができる
という仕組みです。
投資の手法として二つあります。
投資の手法
- アクティブ投資:プロの目利きで投資先を決めて運用する投資信託
- インデックス投資:日経平均株価・TOPIXなどの「株価指標」と同じような動きをするように運用する投資信託
プロが運用する「アクティブ投資」の方が儲かりそうですが、実際は「インデックス投資」以上の成績をあげられることは少ないそうです。
そして、長期で投資を続ければ勝てる、ほったらかしOK。
これはもう、インデックス投資一択!
株価指数には、上記の日経平均株価・TOPIX以外にも、よく耳にするダウ平均株価、NASDAQ総合指数、S&P 500(全て米国)、他に先進国、世界、新興国など多くの指数があり、インデックス投資では、どの株価指標・組み合わせで運用するかで成績が変わってきます。
投資信託で、商品ごとの特徴がでるところですね。
商品を何にしたらいいかは、…あとで考えよう。
今から始めるなら、つみたてNISA
投資環境で言うと、税制優遇がある次の3つの制度を利用するのが鉄板。
- iDeCo
- NISA(一般NISA)
- つみたてNISA
利益にかかる税金が免除されるというメリットがあるので、実質的な金利がプラスになるというご利益があります。使わないと損ですね。
でも「iDeCo」は加入条件が60歳未満ですと。今から始めても超短期間、チ~ン (^^;
「NISA」と「つみたてNISA」では、
一般NISAとつみたてNISA
- 「一般NISA」は、毎年120万円の投資まで非課税、非課税期間は最長5年間
- 「つみたてNISA」は、毎年40万円の投資まで非課税、非課税期間は最長20年間
なんですが、2018年から始まったばかりの「つみたてNISA」には、「対象となる投資信託を金融庁が選別しており、優良な投資信託だけが用意されている」というとても安心な特徴があります。
まさに投資初心者向け。
よし、つみたてNISAやってみよう!!
と、心は決まりました。
・・・・・
脱・銀行。やっと動き出しましたが、
具体的にはどうしたのかについては、
続く (^^ゞ
楽天でつみたてNISA始めました ~ 証券口座の開設まで
投資初心者がつみたてNISAを始めるまでの話の続きです。「つみたてNISAでインデックス投資」実行にあたり「証券口座はどこでつくるか?」を検討。結果「楽天カード+楽天銀行+楽天証券」トリオ最強説にのって投資環境を作りました。投資開始まであと一息!
続きを見る
今回の参考サイト
ほぼ知識ゼロだったので、「投資の入り口まで」を初心者なりに勉強しました。
ネット情報だけだといきなり狭い深いところに行きがちなので、
まずは雰囲気だけネットでつかんで、
自分に合いそうな本を読んで、
随時必要な情報をネットで調べて、
というのがいいみたいです。いくつかご紹介します。
こちらのサイトでは基本から勉強させていただきました。
- 【定年退職者必読】ファイナンシャルプランナーが教えるお金10回講座 まとめ
わくわく定年退職ライフ - 相場の変動に「あせらない」のがインデックス投資
わくわく定年退職ライフ - NISAとつみたてNISAはじめてガイド
トウシル 楽天証券の投資情報メディア
これを読んでやる気になりました。超おススメ!