「辞めてやるっ!」
と勢いで会社を辞めてしまうケースはともかく、
たいていの人は悩んで悩んで熟考した末に、退社を決意するんだと思います。
今は雇用延長もあって、定年後も会社に残ることも出来て、
どの道を選ぶのか、何らかの決断が必要です。
決断したら、次の悩みは家族にどう打ち明けるか、ですね。
「会社を辞めようと思うんだ」
と言ったら、反応は…
反対されたらどう答えたらいいか…
私の場合、その前からのそれとない雰囲気づくり?と、母親の看護という外部事情もあり、会社を辞めることに対して大きく反対されることはありませんでした。
しかし実際、奥さんはどう感じていたのか…?
時間が経って(たぶん)冷静になったところで、
妻に、勇気を出して聞いてみました。
では、突撃インタビュー開始!(^^;
昨夏会社を辞めた私の現状
・・・の前に、私の現状です。
会社を早期退職して8か月。
実家にいる母は、手術も無事に終わり落ち着いた日常に戻っております。
私はと言えば、起業の旗は立てたもののまだ、ほぼ無収入ですよ(笑)
いろいろな人からご心配頂いておりますが、どういう人の役に立ちたいかははっきりしているので、マネタイズの方法はまだぼんやりしているけど何とかなるだろ、と思ってます。
気楽だな(笑)
もちろん、いつまでも気楽にやってるわけにもいかなくて、早いとこ形にしないといけないのはわかっております。
今は文章を書きながら競合調査や街中ウォッチングなんかもしながら、言語化やアウトプットの準備中、…ということでお願いします。
そんなこんなを形にして価値のあるものにしたいと思っておりますので、引き続き心配してやって下さい(笑)
乞うご期待…!(^^ゞ
旦那が会社を辞めることに対して
「ちょっと教えてもらっていい?」
「ん? なに?」
「俺が会社辞めると言った時どう思った?」
「え~~~」
から始まって、妻の本音トーク↓(ちなみに同い年)
退職っていうのはやっぱり不安かな。
収入が一番の不安。
今は私が働いているからいいけど。
奥さんが働いているいないで違うと思うけどね。
子供たちが社会人になったからよかった。
まだ学生がいたらどうかなぁ…
そうですね、娘は数年前に社会人になり、息子も今年大学卒業で就職も決まっていて、タイミング的にはよかったですね。
仕事を続けてくれている奥さんには感謝です。
この春からは私が彼女に扶養してもらう立場になりました。
収入だけでなく、健康保険とか年金とか、とても助かってます。
ありがとう。
収入の不安については私も同様にありましたが、
早い段階でファイナンシャルプランナーに知り合うことができ、奥さんを連れ出して夫婦そろって相談に行きました。
あるイベントで知り合った人ですが、預貯金、収入、年金、保険、税金、生活費、ローンなど、洗いざらい見てもらってライフプランをシミュレーションしてもらうことで、漠然とした不安をきちんと整理することができました。
これを機会に、うちの貸借対照表とキャッシュフローの洗い出しができたのは大きかったです。
不安が解決したわけではありませんが、大まかな指針ができました。思い切って相談してみてよかったと思います。
これ、おススメです。
当面の収入のために適当なアルバイト的な何かを探してみてはいるんですが、なかなか無いですねー。
実家を往復してるんで条件難しいんですが、おまけに歳も歳だしさらに難しいんですが、少額でも何か見つけたいとは思っています。
もちろん起業の方でお金もらえるように頑張らないとね。
旦那が昼間家にいることに対して
これ、どう思ってるのかすっごい気になりますね。
聞きづらいけど、聞いてみました。
予想通り?予想以上?の、衝撃の発言が!!!
うちにいるんだな、嫌だな、どうなるかなと思った。
私1人の時間がなくなるのではと。
1日中顔をつきあわせていたくないと思った。
自分のテリトリーが狭くなるし。
「嫌だな」
「1日中顔をつきあわせていたくない」
ぐわぁぁ~~ん… (''Д'')
どうですか皆さん、
こんなもんですよアハハ…
彼女のペースを乱さないよう、テリトリーを荒らさないように、これでもかなり気を使っているんですけどねー。
夕方彼女が仕事から帰ってくる頃には、私は自分の部屋に引っ込んでいて、彼女が楽しみにしている「韓流TVタイム」を邪魔しないようにしているとか。
夜もリビングのTVは殆んど使いません。
自分が働いていた頃は、会社から帰ったらTVもソファーも優先させてくれていたから、今は譲って差し上げないとね。
食器洗いとか風呂掃除とかちょっとした掃除とか洗濯ものとりこみといった簡単な家事は、奥さんがいないときにちゃちゃっとすませます。
他にも家回りの修理や草取りなど時間がかかるもの、あるけど。他にやりたいことありすぎてなかなか片付かない、すみません。
ちなみに上記のコメントは、「私が会社を辞める前」に彼女が思ったことです。
努力の甲斐あって?今はどうかというと、少しは存在を認めてくれているのかな、と…
付け加えると、夫婦仲は、悪くは、ないです、恐らく多分。
普通に食事に行ったり飲みに行ったりは、します。
手を繋いだりはしませんが、会話はおもろいです。
別々に遊びに行くことの方が多いけど、この歳だしそんなもんじゃないですかね。
…と思っているのは私だけでないことを願う(笑)
そんな私たち夫婦ですが、それでも旦那が会社を辞めて昼間から家にいることに対しては、
「嫌だな」
「どうなるかな」
「1日中顔をつきあわせていたくない」
と思っていたという…
いやオレもな、なんて言いません。
自分の生活空間にそれまでいなかった生き物(わたしだ)がうろついているのは、そりゃ目障りだろな。ペット飼うわけじゃないんだから。
これが奥さんの正直な気持ちだという、他山の石で…
旦那の定年退職に対して
収入以外に、旦那が定年を迎えるということに対してどう思ったのでしょうか。
正確には、定年まで3年を残しての「早期退職」ですが、誤差の範囲でしょう。
この先どう生きるのかな、と思った。
趣味、生きがい、人間関係とか。
まだ働きたいのに会社をやめるようだと心配。
本人がやりたいことがあれば、安心できる。
もしうつになったら、更年期と重なることもあるらしくて心配。
これは一般論だったのかな。
「本人がやりたいことがあれば、安心できる」
まさにこれですね。
私に関していえば、これらについては全くの杞憂でしょ …というのは彼女もわかっていると思います。
うつはもう無いと思うけど、更年期?これからくるのか?
そろそろもう老年期、なんですけど…
世間体について
これも気になりますねー。
奥さま方は、どういう会話をしているんでしょう。
世間体は、あるかな。
やめて何やるの、生活大丈夫かと聞かれる。
他の家は、再就職している人が多い。
親には最期まで言えなかった。
すみません、色々言われてるんですね。
そりゃそうだな、まずはそれ聞かれるよね、自分もまだ聞かれるもん。
昨年末、妻のお母さんが亡くなりましたが、闘病中に心配させたくないので会社を辞めることは内緒にしていて、結局最期まで言えませんでした。
お義母さんごめんなさい。
そうこうしているうちに妻のお父さんが若干呆け始めて、これも言うきっかけを失ったまま、言えてません。
お義父さんごめんなさい。
起業届出して、肝はすわりました。
自信をもって「旦那は今こういうことやってます」と言ってもらえるように頑張って進みますんで、温かく見守ってやって下さい。(^-^;
不安ごとは、夫婦で共有するのが吉
とまあ、彼女にしたらまだ言い足りないとは思いますが、今まで聞きづらかったことを聞いてみました。
ご家庭によっては、こちらから聞かなくても聞かされるところもあるだろうし、尋ねても言ってくれないようなご家庭もあるかもしれません。
でも、これからの長い時間を共に過ごす「戦友」ならば、作戦は共有しないといけないですね。
戦う相手・解決すべき課題は、
お金かもしれないし、
健康かもしれないし、
人間関係かもしれない。
え?奥さんそのものかもしれない?!
いや、ないとは言えない… (^-^;
そんな場合も含めて、収入も体もこれまで通りにはいかないであろうこれからのセカンドライフをどう送るべきか、一番身近な人と話し合うのは大事なこと。
何より、
相手が何を考えているのかわからないのは不安。
相手の考えがわかれば、対応もできます。
一緒に考えることもできます。
「あと何かある?」
水曜日に掃除機かけてほしいかなー
あとは、…
あっ! 今日はこの辺でいいです。
ありがとうございましたっ!!
((((ノ´3`)ノ