昨年末からブログを始めて半年ちょっと、まだ記事も少なくて週1~2ペースとのんびりしたもんですが、何となく執筆投稿のリズムに慣れてきました。
ビジネス離陸の地ならしとして、現時点での自分が考えていること、お伝えできることをアウトプットする場として始めたブログですが、
これがどうしてなかなか、退職後生活を活性化させるツールとしても良いのではないかと思ってます。
ということで、ブログを始めてみたら如何でしょうか、というお話の続きをします。
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ブログで発信することのメリット
アウトプットの場があると、なんでもない日常生活がちょっとイキイキしてきます。
アウトプットは趣味の発表でもいいし、世間話の話し相手でもいいですが、
時間や相手に寄らず一人でできるアウトプットとして「ブログ」という居場所を自分で作ってしまうのは如何でしょう。
自己表現の場として楽しんでいるうちに、人とのつながりもできるかもしれません。
facebookについては以前おススメしましたが、
自分発信としてはブログの方が、しっかり言いたいことを伝えられるメディアです。
サイトのデザインやレイアウトも自分で決められるし、発信したいことを好きなだけ、好きなスタイルで表現できます。
そして何より、自分のペースで、内容をじっくり考えながら、文章をまとめることができます。
ポイント
- facebookで、気軽に、交友関係を「広げる」
- ブログで、じっくり、自分自身を「伝える」
ひとつの投稿で短くて1000文字、長いと5000文字以上になりますが、文章で「言語化」することで自分の言いたいことが頭の中で整理されるという効果があります。
人の目に触れる形になるので、ついでにネットで関連情報を調べたりして、あいまいだった知識を確かめたり新しい情報を仕入れたりする機会にもなります。
仕事の報告書を書くより絶対楽しい!(笑)
自宅でひとりでできるアウトプットの場として、ブログいいですよ!
じゃあ、ブログを始めてみようか
facebookは登録してログインすればすぐに使えて、日々の雑事をちょこっと投稿すればいいのですが、
どうせなら人生を楽しくするツールとして使いたい。
「アウトプットとしてのブログ」
「人とつながるためのブログ」
にするために準備しておきたいことについて、お話しします。
# お勧めブログサービスなどについては、長くなってしまったので別にまとめます💦
何をテーマに書くか、ざっくり決める
日々徒然の雑記でも良いですが、
モチベーション維持のためには「何を伝えたいのか」軸となるテーマが必要です。
有名人なら日々の行動をちょこっと出すだけでファンが反応してくれますが、我々一般人は「読みたい」と思ってもらえるテーマが必要ですね。
文章力で勝負できる人でも、
- 何について書いて行こうか、
- 誰に向けて発信しようか、
- 誰とつながりたいか、
ざっくりとしたテーマを決めておくるとあとが楽です。
大切なのは、
ポイント
- 長く続けていけるテーマであること
- ネタが見つけやすいもの
- あなた自身を表現できるもの
- できれば、誰かの役に立つこと
1年、5年、続けていける大くくりなテーマを設定しましょう。
ブログの紹介文の「・・・について書いています」の部分です。
書きながらカテゴリーが増えたり変わったりするのはOKですが、大テーマは一貫していたいですね。
…と言っても、全く別のことを書きたくなったら、もうひとつ別のブログを立ち上げればいいだけのこと。
日々の雑感的な日記ブログでも、何か一貫性があった方が誰かの役に立つし、継続して読んでもらえます。
私の場合は、セカンドライフ関連を軸にしています。言うなれば、自分の生活全般がネタ。
身の回りで起きたことや感じたことを、セカンドライフに寄せて書いています。ご同輩や後輩の皆様のお役に立てたら幸いです。
同じネタでも違うテーマに寄せて書くことはできるので、アンテナ次第。
もっともっと高くしたいですね。(^^ゞ
誰とつながりたいか
ブログ界では、いかにして検索順位を上げるか、アクセス数を稼ぐか、広告収入を得るか、顧客を獲得するか、という
「収益を上げるためのブログ」のテクニック
を教えるサイトやセミナーやコミュニティが、山のようにあります。
私も参加してみたことがありますが、頑張る方向に違いを感じて、実践までいけていません。もう少し頑張って商品が固まったら検討してみようかな、と思っています。
「アウトプットとしてのブログ」「人とつながるためのブログ」を目的とするならば、
- 誰とつながりたいか
- どんな人と会いたいか
をイメージすると良いと思います。
ビジネスブログではなく「人生を楽しくするためのツール」としてのブログですから、お金を払ってくれる人を見つけるためのテクニックというより、
これから何かを一緒に楽しめそうな人を見つけていくための書き方が大事です。
見つけてもらうためのキーワード選び、タイトルのつけ方など、ビジネスブログと共通するテクニックはありますが、それよりも、
- 読んでいる人が知りたいことが書いてあったり、
- 共通点を感じたりコメントしたくなる内容だったり、
- 会ってみたくなるやりとりがあったりなど、
ブログ全体からにじみ出る人柄や知識、経験が大事だと思います。
どういう人に向けて発信するかを想定することで、書く内容や文体、写真やイラストの選び方、ブログのデザインのイメージが固まっていきます。
自分のスタイルを決める
書く内容が見えてきたら、「どういう文体で伝えるか」を決めた方がいいですね。
私は最初、もう少し内容も文体も固く考えていましたが、いくつか文章を書いているうちに何かしっくりこなくて、ああでもないこうでもないと試行錯誤しました。
10~20草稿を書きながら、人のブログも参考にして、だんだん今のスタイルになっていきました。
教科書言葉にするか/話し言葉で行くか、という基本的な事から始まって、見出しつけるか/つけないか、目次入れるか/入れないか、改行どうするか、句読点の入れ方、太字にするか字の色変えるか、とか、細かいところまで気になるんですよね。
自分なりのフォーマットを決めるまで、結構時間がかかりました(笑)
とか言いながら、一旦公開した投稿もあとでちょいちょい直してます。
テーマデザインを変えたら、またいじるんだと思います。
おススメは、
- リアルで会った時にギャップを感じさせないスタイル
です。
ブログでは噛みついたり吠えたりしているのに会ってみたら穏やかで優しい!みたいに、ギャップ萌えでファンを作るという手もありますが、これはかなりの高等テクニック。
リアルで会う機会がなかったら、ただの危ない人で終わる可能性大です。
自分のキャラがそのまま文章ににじみ出るようなスタイルが、安心感があっていいですね。
もやもやしていたら、まず書いてみよう
ブログを始めるにも色々やり方があって、デザインやレイアウトなどの器を整えるのも楽しいものですが、
- まず書いてみる
これが大事。
書くことで自分の思いが言語化でき、ブログを通じて何を伝えたいか、自分が何をしたいかがわかってきます。
趣味でも得意分野でも自分史でもいいから、好きなこと・得意なこと・やりたいことを、相手に伝わるように書いてみることが大事。
書いているうちに、最初に決めたテーマ、スタイルで「何か違うな」と感じたら、上位テーマを再検討したりスタイルを変えたりしてみると、しっくりくるかもしれません。
最初からネットで投稿せずに、修正を加えながらいくつか書き貯めて、スタイルをある程度固めておくのも良いと思います(私はそうしました)。
何にせよ、書いていて楽しいと思えるもの、楽しいと感じる長さで、続けていけそうなテーマで書き綴っていきましょう。
ちなみに、このブログはビジネスにつなげたいという想いもあって頑張ってWordPressを使って書いていますが、試験的に「さくらのブログ」サービスを使って、日記・雑記的なお気軽ブログを4つほど作ってみました。
この程度であれば、気楽に毎日投稿できています。
ご参考まで。
ブログを始めるなら、無料サービスより「さくらのブログ」がおススメ!
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これを書くのはやめましょう
FaceBookを「お友達限定」にしている人は多いかと思いますが、ブログではそのような制限はできません。
ブログは公開が原則、誰でも見ることができる場所にあります。身内の飲み会でも自分の部屋でもトイレの中でもありません。
発信した内容は、あなたのブランドそのものになります。
だからFaceBookと同様に、いやそれ以上に、
やってはいけない
- 批判や誹謗中傷は書かない
- 他人を攻撃しない
- 自分だけが正しいと思わない
- 何を言っても良い場所だと思わない
- 読む人とリアルに顔を合わせた時を想像して書く
例えば、ただただ日々の毒を吐くだけの発信は、いずれ自分に跳ね返ってくるのでやめた方がいいです。
政治的宗教的信条的な内容は、どんなに正しいと思っていても「そうじゃない人」から一方的に敵とみなされる恐れがあるので、断定的かつ我こそが正義的な発信はしない方がいいです。
炎上覚悟なら一時的に話題を集めることはできるかもしれませんが、相当ハートが強い人でないと耐えられないと思います。
アクセス数を稼ぐための手法としてはありかもしれませんが、「毎日を充実させる」「会いたい人とつながる」という、ここでお勧めするブログの目的とは大きく外れてしまいます。
アクセス数は気にしない、ピンポイントで届けばいい、ぐらいの気持ちで。
ブログがストレスの元になってしまっては、何の意味もありません。
ネットでの発言は一生消えません。死んでも残ります。
家の中でしゃべったり、駅のベンチでカップ酒飲んでブツブツいうのとはわけが違います。
その時だけの発言とはとってくれず、あなたはいつもそういう人だと解釈されてしまいます。はやし立てる野次馬に、真の理解者はいません。
怖いことに、常に攻撃対象を探しているネット住民がいるのも事実です。燃えそうなものを見つけて、火をつけて、火事になるのを楽しむ、放火魔のような。
自分を取り繕う必要は全くありませんが、ネットでの発言がどう解釈されるか、どう使われるかは、読んだ人次第です。
そこだけはご注意ください。
このブログに関しては、まだ記事数もアクセスも少なくて、幸いにして炎上経験はありませんが、これからも誰かを傷つけたり煽ったり怒らせるようなことは避けたいと思っています。
常に色々な立場の人がいることを忘れずに、読んだ人がどう思うかを想像しながら書くことを心掛けたいと思います。
とはいえ、想像不足は起こりうるもの。
そんなときは、サラリーマン時代のクレーム対応経験を活かして…
いや、多分、ごめんなさいスルーかな。
基本的にネットでの議論は不毛だと思っていますので、悪しからず。(^^ゞ
ブログは、きっとプラスになります
とまあちょっと注意しすぎかもしれませんが、FaceBookと違って不特定多数に向かって発信するわけで、誰が見ているかわからないのがネットの怖い所で。
でもそれがプラスにもなります。
誰に見られるかわからないというプレッシャーはありますが、逆に言えば誰にでも見てもらえるということ。
そこも考えながら文章をつくることで、
メリット
- 自分をオープンにできる
- もやもやっと考えていることを言語化できる
- 言語化することで考えが整理できる
- ブログそのものが考えるきっかけになる
- 自分のアンテナが立つところに改めて気付く
- 自分のやりたいことが見えてくる
- 自分の思っていることを伝えることができる
- 自分の会いたい人とつながる可能性がある
という効果があります。
実際私も、書いているうちに思いついたようなことがいくつかあります。
こんなことやってるってことを、ざざっとオープンにできました。
今年はそれらをネタに実行する年にしたいと思っています。
・・・ほら、行動のネタになってる(笑)