歳をとっても「活動力」は必要です。
孤独を楽しむにも生きていくための活動力は必要。動けなくなったときのためにも、人との関わりは断ってはいけません。
一人でも楽しめて、徐々に活動の領域を広げていける、そんな趣味があるといいですね。
というわけで今回もまた楽器のススメ、ドラム推し始めます^^
「うまくいかない」を楽しもう
歳をとると、できないことが増えていく
歳をとるのは生きているものの定め、筋力も記憶力も若い時のようにはいかなくても、受け入れて生きていかなくてはなりません。
かといって昔のイメージを引きずって、昔のようにできないからとあきらめて、ひきこもってしまっては衰えていくばかり。
今の自分,これからの自分でも楽しめる何かを始めませんか?
新しくできることを増やしていこう
できなくなることを数えるより、小さくてもできることを増やしていくほうが人生を前向きに楽しめます。
若いころの体力はないけど、あのころより金はある(たぶん)。引退したら時間もできる(おそらく)。
ひきこもらずに、気持ちを外に向けていきたいもの。
定年世代は、やりたいこと、やりたかったことを始めることができる時期でもあります。
活動と言っても、あちこち動き回るだけが活動ではありません。何かを発信したり、自宅で趣味の練習をするのも立派な活動です。
今までやってきたことがあるならば、それに磨きをかけるのもいいでしょう。
それとは別に、新しい「楽しそうな何か」をはじめてみることもお勧めします。
趣味でも、人間関係でも、柱が一つだけでは弱すぎる。
小さな柱が何本もある方が、心の逃げ場所がいくつも出来て、何かあった時の支えにもなります。
「うまくいかない」も、楽しめば脳力UP!
いまさら新しいことなんて‥ としり込みして情報をシャットアウトするのは、ちょっと待って下さい。
好奇心は若さを保つ鍵です。
初心者はみんな若いなんてことはない、何歳でも初心者は初心者。
「楽しそう」と興味が湧いたら、とりあえずやってみましょう!
最初は下手くそでも「楽しい」と思えたらそれは、「続ける原動力をゲット!」したということです。
最初はうまくいかなくて、でもなんかできそうな、その先に何かありそうな‥
ちょうど良く楽しめる「うまくいかない」を見つけてそれをクリアしていくのは、成長のタネを自分で蒔いていくのに似ています。
若い時のように、学校や会社のように、課題が上から降ってくることがなくなったら、自分で成長のタネを蒔かないと退化していくばかり。
「ちょっと頑張る」を、長く続ける。
楽しみながら、ちょっとずつ自分を成長させていきましょう。
脳の活性化、ボケの予防に
ちょっとずつ自分を成長させていくネタとして、楽器はおすすめです。
音楽そのものの楽しさと同時に、脳の活性化に素晴らしい効果があります。
脳にも健康にも効果抜群!楽器演奏のススメ
「やってみたい」趣味として多くの人があげるのが楽器演奏ですが、なんと楽器演奏は脳の機能向上にいいという研究結果が!ボケ防止になって、成長が実感できて、仲間もできる。今は未経験者向けのスクールもたくさんあります。楽器演奏を趣味に加えてみませんか?
続きを見る
「楽器を演奏している時に脳で何が起こっているのか」の研究によると、楽器演奏中に脳の中では「花火大会」が起こっているそうです。
さあ、脳みそを興奮させよう!
「できる!」8ビート その2
楽器は長く楽しめる趣味ですが、未経験者が始めるのはなかなか勇気がいるもの。
「楽器をはじめよう」で一般的に思いつくのは、ギター、ピアノ(キーボード)、ウクレレ、サックス、… といったところでしょうか。
ここで意表をつけるのが「ドラム」です。^^
ドラムはすぐに鳴らせる楽器です
ドラムセットを見てみましょう。叩けば音が鳴るのがドラム。
小さい太鼓は高い音、大きい太鼓は低い音、シンバルはジャ~ン!
見たままのところを叩けば、だいたい想像した音を鳴らすことができます。
とまあ一見誰でも出来そうですが、リズムにするにはちょっとした練習が必要です。
やってみよう(8ビート基本その2)
では、8ビートの基本パターンのひとつをやってみましょう。
椅子に座った状態で両手を両モモに軽くおいて、
人がいなければ大きなモーションで、人がいたらバレない程度に指先つま先を小さく動かして、遊び気分でおつき合いください。
右手で「チ・チ・チ・チ・チ・チ・チ・チ」と8つ叩きながら、
右足は「ドン ・ドン ・ドン ・ドン」と4つ踏んで、
左手は「 ・タン・ ・タン」と2つ叩く、
8ビートの基本パターンのひとつです。
右手を1,2,3,4,5,6,7,8の一定のリズムで動かしつつ、
右足は1, 3, 5, 7, で踏んで、
左手は 3, 7, で太ももを叩いてみましょう。
再生クリックでリピート再生されます
いかがですか?
右手はこう、ここは左手、次は… と考えなくても自然に体が動くようになったら、8ビートの基本パターンがひとつ「できたも同然!」です。
曲にあわせてみよう
「ドラムやってるんだって?」
「何叩ける?」
と聞かれたら、たとえば
「う~ん、Queen の『Another One Bites the Dust』ぐらいなら」
と答えましょう。
「あ、邦題だと『地獄に道連れ』、ね」
とか付け加えてもいいですね。
上でやった、8ビートの基本パターンでできちゃいます!
かっこい~!笑
何か所か「ドタタタタドン」というキメのパターンが入っていて、そこだけは練習しておいた方がいいですが、あとはずーっと上でやった「ドン・タン・ドン・タン」のパターンでOK!
そのかわり、自信たっぷり笑顔ばっちり楽しさ満開で押し通します。
その迫力に押されて、見ている方も拍手せざるを得ないでしょう。わはは
楽しいのが一番!です。
楽しそうだと思ったら・・・
どうですか?できましたか?できそうですか?
大丈夫、ちょっと練習すれば、基本パターンはすぐに叩けるようになります。あんな曲やこんな曲にも挑戦したくなります。
たとえば上の基本パターンで挑戦できる曲は、
などがあります。
でも、基本パターンだけじゃないちょっと難しそうなのが混じってますね。そんなところも挑戦したくなりますね。
そして残念ながら、少しでもズレたり間違えたりするとわかってしまうのも、ドラム。
正確に楽しく叩くには、ちゃんとした練習が必要です。
「練習」と聞くと超めんどくさそうですが、やっているうちに自分の体が無理なく動くようになっていく過程もそれはそれで面白いもので…
楽しそうだと思ったら是非!
一緒にやってみませんか?(^.^)/