朝ドラ見てます。
朝8時からの15分、昨夏までは通勤電車に乗っていた時間帯ですが、今はテレビ見れちゃうもんね。
すみません。(^^ゞ
この4月からは「まんぷく」に変わって「なつぞら」が始まりました。
今は、主人公のなつが戦死したお父さんの友人にひきとられて、北海道にやってきたあたりのお話です。
子役の粟野咲莉ちゃんの劇団風な演技に「う~ん…」と思うこともありますが、チコちゃん風カットが可愛い(笑)
草刈正雄さんの名セリフに泣いた
まだ始まったばかりの「なつぞら」ですが、4/4放送の回での草刈正雄さんのセリフが話題になりました。
突然東京から北海道に連れてこられて周囲から同情や好奇の目で見られる中、必死で居場所を見出そうとするなつに対してただ一人厳しく接するおじいさん役を、草刈正雄さんが演じていますが、
これがカッコいい!
そのいでたちもセリフも、アルプスの少女ハイジに対する「アルムおんじ」みたいですね。
存在感あるわ~
ネットでも話題になったこの日の名セリフは、
それまでなつに厳しく接してきたおじいさんが突然なつを街に連れ出して、馴染みの甘味処で一緒にアイスクリームを食べるシーンで語られました。
「ひとはひとを当てにする者を助けたりはせん」
「それは、お前が絞った牛乳から生まれたものだ。よく味わえ。
ちゃんと働けば、必ずいつか報われる日がくる。
報われなければ、働き方が悪いか、働かせる者が悪いんだ。とっとと逃げ出しゃいいんだ。
だが、一番悪いのは、ひとがなんとかしてくれると思って生きることじゃ。
ひとはひとを当てにする者を助けたりはせん。
逆に、自分の力を信じて働いていれば、きっと誰かが助けてくれるものだ」
©NHK
・・・なつの目に、涙
なんて素晴らしいセリフ!
TVを見るオヤジの目にも、涙 (T^T)
お金じゃない、助けてもらえる人生にしよう
草刈正雄さんのセリフ、
「一番悪いのは、ひとがなんとかしてくれると思って生きることじゃ」
老後も同じ。
何の努力もしないで人をあてにするのはダメですね。
もうひとつ、お金もあてになりません。
さあ、定年。
いままでお疲れ様でした、しばらくゆっくりしてください。
ゆっくりって、いつまで?(笑)
そこから先の何十年、ずっとゆっくりできますか?
お金さえなんとかなれば、家族がなんとかしてくれるでしょうか。
老人ホームに入れば、ホームがなんとかしてくれるでしょうか。
「世話をしてもらうだけの自分」って何でしょう。
ひとの世話にならないように一生懸命お金を貯めても、結局世話をしてくれるのは「ひと」です。
サービスだからお金を払えば払った分だけのお世話をしてくれるはずですが、それは単なる「契約」。
家族なんだから世話をするのが当たり前、お金を払っているんだから世話をするのが当たり前と考えて、人としてのお付き合いができない人は、
家庭内で、施設内で、当然のように孤立していくでしょう。
家族であろうがなかろうが、お金を払っていようがいまいが、
何かをしてくれるのが当たり前と考えている人に、心の底から手を貸してくれる人はいないのです。
そこで気持ちよく生きていきたいと努力する人にこそ、人は気持ちよく手を貸してくれるのだと思います。
お金を貯めることも大事ですが、
人が気持ちよく手を貸してくれるような「信用」「人望」「良い人間関係」を貯めておかないと、
助けてくれる人が周りにいなくなり、不安ばかりが積み上がることでしょう。
定年後も人をあてにせず、自ら動き出そう
「定活」という言葉があります。
定年前準備をお忘れなく。終活前の大事な準備としての「定活」
経済コラムニストの大江英樹氏が、「定活」という言葉を提唱しています。「定年後に向けた準備として、定年前にさまざまな活動をする」という意味です。大江氏が日経スタイルで執筆しているコラムからの引用ですが、「わが意を得たり!」というわけでご紹介させていただきます。
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定年後、家でじっと待っていても楽しい出来事はやって来ません。
それどころか家族の邪魔にされるのがオチかも。
自分から動かなければ、何も起こりません。
誰も助けてくれません。
脳も体も弱っていく一方です。
人が気持ちよく手を貸してくれるような「信用」「人望」「良い人間関係」を貯めていくために、できることを探してみませんか。
今から。