退職を会社に伝えて、無事認められてホッとしても、それからが色々大変です。
仕事の引継、保険や年金の手続き、社内手続き・・・
やることが多くて大変ですがもうひとつ、大事な事を忘れていませんか?
それは、支えてくれた人への感謝です。
# 忘れていた人が言ってますよー (^^ゞ
さあ、セカンドライフへ
退職後のセカンドライフを穏やかに楽しく過ごすためには、一番身近にいる人の理解と協力が不可欠です。
それはたぶんご家族であり、多くの方が奥様だと思います。
長い会社人生を支えてきてくれた奥様に、感謝の意を伝えておきましょう。
きっとセカンドライフのスタートをより良いものにしてくれるはずです。
お恥ずかしいですが、私の会社最終日の話をします。
最終日に突然の花束サプライズ
定年まで3年を残しての早期退職でしたが、
出社の最終日になっても、退社予定時間直前までバタバタと仕事や片付けに追われておりました。
お世話になった皆様に挨拶にうかがう暇も時間もまったく無く、そのまま普段通りに会社を去るつもりでした。
自分一人辞めるのを社内に触れ回るのも気恥ずかしいし、自分ではそれでいいと思っていたのですが、
「それじゃまずいだろう」と言われて、メールのご挨拶だけは送信してパソコンの電源オフ。
いよいよ職場を去ろうとしたとき。
「ちょっと来て」と言われてフロアの真ん中に呼ばれ、フロア中の人が注視する中で事業部長から見たこともない大きな花束を。
「やめて~いらないよ~」
「こんなでっかいもの持って帰れないでしょ~」
と言いながら返そうとすると、
「お前にじゃないよ、奥さんにだよ」
と言われました。
あ、そうか。
それは、・・・そうだな。
もちろん奥さんに感謝の意は伝えましたし、最終日のお弁当箱はきれいに洗って
「長い間、毎日美味しいお弁当有難う」
とメモも添えました。偉いでしょ(笑)
でも、やはりあのでっかい花束には敵いません。
これは思いつかなかったなぁ、と反省。
それよりも、自分への花束だと思ってしまった自分が恥ずかしい・・・
因みに事業部長は同期で、一時期はよく飲みに行っていた仲です。
さすがに偉くなる人は違う。(笑)
※因みにいただいた花束はタイトル写真にひけをとらない立派なものでした。
本当に有難うございました。^^
奥さんへのプレゼント
というわけで、その日は大きな荷物とでっかい花束を抱えて、乗客の皆様の注視の中電車で帰宅したのでした。
おっさん+特大の花束。
早めの帰宅で人が少なめだったのが不幸中の幸い、満員電車だったら目も当てられない図。
あ~、恥ずかしかった…
お陰様で奥さんには喜んでもらえましたが、会社からのお花であることはそんな話もしてバレてしまったので、また別途御礼のお食事にでもお連れしなければいけませんね。
感謝の気持ちを、言葉と形で
少々長くなりました。
あなたにもいつか来るその日のために、私の体験談をお伝えさせていただきました。
会社生活最後の日、セカンドライフのより良いスタートのために、
最終日には
- 支えてくれた人(配偶者・奥様やご家族)に、感謝の気持ちをきちんと伝えましょう。
- できれば、というか是非、言葉と形で示しましょう。
「そんなのあたりまえじゃん!」という方には釈迦に説法、大変申し訳ありません。
そうでない方、くれぐれも私のように、自分のことでいっぱいいっぱいになってしまわないように・・・