年に一度の慶良間で、美しい海に潜ってきました。
いやー、今年も楽しかった。
ダイビング「やってる歴」だけは長いんですが、何せ年に一回なので新しい器材を買う勇気(財力)もなく、古い器材で頑張っています。
新しい知識を仕入れるのも「年に一回この時だけ」ですが、今回も一緒に潜った方に色々と教えていただきました。
ダイビングに限らず、古い知識のまま自己流を通していると、世の中に取り残されてしまいます。
新しい情報に触れる場をもつことは大切。
情報は現場で仕入れるのが一番、ですね。
阿嘉島でダイビング ~ 年1回の慶良間に行ってきます
沖縄の慶良間諸島で潜るようになって35年、昔作ったダイビングのHPが出てきました。懐かしいのでアーカイブで公開、1998年から数年間の記録です。色んなところに行くのもいいけど、いつものところがあるのは心落ち着きます。そしてこの年も、行ってきます!
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今年も楽しかった!慶良間の海
有り難いことに、今回もまずまずのお天気でした。
その前の週末の台風とその後の低気圧の雨を避けて、いいタイミング、ラッキー!
この時期、島ではセミがまだ元気に鳴いています。
太陽の下にいるのはダイビングに行く時だけなのですが、それでも結構日焼けしてしまいました。
コロナへの警戒は島でも同じ、むしろ本島以上。
離島での解放感を味わいたいところですが、島内を歩くときもマスク着用、宿では毎朝検温です。
島を出た後も検温を続けて、もし発熱があったら連絡。島で感染者が出たら大変ですから、当然ですね。
それでもお陰様で、潜って食べて飲んで寝る、忙しく楽しい毎日を送らせていただきました。
やっぱり海はいいなぁ、慶良間最高!
裏ブログから、日々の様子を簡単にご紹介します。
DAY0 年一回の沖縄慶良間、那覇着きました! | |
DAY1 今年も阿嘉島にやってきたよー | |
DAY2 潜って食べて飲んで、充実の毎日が始まっています | |
DAY3 今日もいい天気でした。 潜って、食べて、これから飲む~! | |
DAY4 潜るのはこの日で最後です。あー楽しかったー! | |
DAY5 名残惜しいですが、帰ります… 有難う沖縄、有難う阿嘉島、また来年 |
情報のアップデートは、体験と会話から
昔からやっていることだと、ついベテラン風を吹かせたくなるもの。
でもこれ、危険信号。
会社にいる昔自慢と同様、下手をすると周りから敬遠される人になってしまいます。
最新の情報、最新の器材を知ったうえでならまだマシですが、
古い方がエライとばかりに
「こんなこと知らないだろう」
とベテラン自慢を始めて、そのくせ新しいことには
「オレはこれで十分」
と耳をふさいでしまう人、結構見かけます。
もったいないですね。
幸いにして私の場合、自分の持っている器材が古くて大したことないのを十分わかっておりますので(クスン)、
一緒に潜るマニアの皆さんからいつも勉強させていただいております。
特に今回は、最新の水中ライト事情と水中動画撮影事情を知ることができました。
その日に撮影した動画を夜の飲み会で見せて頂いて、今はアマチュア器材でもこんなにきれいな水中動画が撮れるんだと感動。
一方で、バッテリー消費の激しさや水中ライトの明るさも現場で実感。
こういうのは、直接見たり聞いたりした方が納得できますね。
現場での体験と会話は、ネットではわからない生の情報を得るめったにない機会です。
来年は、新しい水中ライトを手に入れよう!(カメラは、無理…)
自分の常識を疑え
長く生きていると、こびりついた自分の常識がいつのまにか世間の常識からズレていることがあります。
最近驚いたのは、歯磨きの常識。
私は「食べたら歯磨き」の世代です(確かそういうCMもあった)。
「食後30分以内に歯を磨こう」と教えられていた気がします。
それが今では、
ということになっているのだと!!
これNHKの「ためしてガッテン」で広まったそうです。
いやぁ、常識って変わるんですね(笑)
幸い?自分的歯磨きルーティンには大した影響はありませんが、
子供に「食べたらすぐに歯を磨きなさい!」とか言ったら、
「それ違うよ」と言われそう。
たぶん、学校の教科書も昔と変わっていることがあるんでしょう。
同じ日本でも、地域によって違う「常識」があるんでしょう。
自分が読んだ本が必ずしも正しいとは限らないのでしょう。
新しい解釈を頭から否定せずに、「そんな見方もあるんだ!」と言える人でありたいものです。
自分が信じる「常識」を頑なにふりかざす老人には、なりたくないですね。
周りの人は皆先生
謙虚になれる場をもつのは、自分をニュートラルに保つために大切です。
会社にいると「肩書き」で自分が偉くなったように思えますが、その「肩書き」は会社でしか通用しません。
違うコミュニティに入ったら違う序列があり、序列をつけること自体が疎まれるコミュニティもあります。
そもそも、最初から上から目線で来る人は受け入れにくいですよね。
家に帰っても会社を辞めても「肩書き」を外せない人は、そのプライドを捨てて、何かを「教わる」場所に身を投じてみるのが良いでしょう。
新入社員時代を思い出して、謙虚に人に教わることを実践することで、重い肩書をおろしていけるはずです。
定年後の過ごし方 ~ 早めの準備と、比べない生き方を
定年退職は大きな生活の変化をもたらします。どう過ごしていいのかわからない方、定年前から不安な方もいらっしゃるようです。そこで、定年退職をむかえるまでにしておくべき準備と、定年退職後の過ごし方のヒント、心の在り方について、私の体験を交えてお話しします。
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ネットで調べて試行錯誤するより、人に聞いたら一瞬で解決ということはたくさんあります。
謙虚に聞く耳を持っていないと、情報を引き出すことも、教えてもらうことも出来ません。
これから先の人生は、人に教わること、手伝ってもらうことが増えていくでしょう。
「周りの人は皆先生」だと思って、常にニュートラルに、フラットに、人とお付き合いができる自分を作っていきましょう。
常に、謙虚に学び続ける人でいたいものです。
リアルなコミュニケーションを大切に!
今や、大体のことはネットで知ることができます。
しかしネットはそのアルゴリズム上、自分の思考傾向にあわせた情報を提示してきます。
例えば、SNSで見えている世界がマジョリティに見えていても、それはSNSがフィルターをかけてユーザーが好むであろう情報だけを表示させているだけかもしれません。
情報を検索するときも、自分が気持ちいい情報に偏りがちです。
これを重ねていると、どんどん「自分の壁」が高くなってしまいます。
しかし、他人との会話や実体験はその限りではありません。
自分からは決して取りに行かないような情報も飛び込んできます。
不都合なことも起こるし、知りたくないことや耳が痛いことも聞こえてくるでしょう。
「自分の壁」を知って、削っていくには、リアルなコミュニケーションの場を持つのが一番。
自分の目で見て、耳で聞いて、その場で疑問点を質問できて、結論に向けてまっすぐ進むことができるのも、リアルなコミュニケーションのメリットです。
歳を取ると変化がしんどくなって「今のままでいい」となりがちですよね、スマホを使いたがらない老人のように…
日々変わっていく常識にとりのこされないよう、新しい情報は積極的に取り込んでいきましょう。
そのためにも、フラットな会話ができるコミュニケーションの場を大切に。
色々な情報、異なったものの見方に触れて、「自分の壁」を築かぬように、
リアルなコミュニケーションの場で情報をアップデートしていきましょう。