私、昨年8月末に早期退職した人です^^
そういう身分になると、
会社で面倒みてくれていたあんなことやこんなことを、
面倒くさがらずに、間違いなくやっておかないと、
保険証がもらえなかったり、
将来年金がもらえなかったり、
税金の督促が届いたり、
生きていくうえで必要な社会保障的なことに支障がでます。たぶん。
会社を辞める時の手続きいろいろ
会社を辞めた時の手続きで必須だったことをメモ代わりに書いておきます。
どれもそれまでは会社に任せっきりで、気にしたこともありませんでした。情けないことに。
のど元過ぎれば・・・で、手続きがすんでしまえば細かいことは忘れてしまうものでして、大くくりですみません。
ケースバイケースだし制度も変わりますので、正確な手続きについては各自で調べていただくようお願いします。
- 健康保険の継続方法選択
- ①元の会社の任意継続 ②国民健康保険 ③再就職先の健康保険
- 選択した健康保険料の納付
・・・私の場合、①でした。
- 厚生年金保険の継続方法選択
- ①国民年金の「第一号被保険者」に種別変更(市町村役場の国民年金課で手続き)
- ②配偶者の「第3号被保険者」になる(配偶者の会社に確認)
- ③再就職先の厚生年金保険の被保険者になる
- ①の場合、国民年金保険料の納付
・・・私の場合、これも①でした。
- 雇用保険の手続き
- 会社から離職票が届いたらすぐにハローワークで、失業給付受給の手続きを
- ハローワークに行く前に、履歴書と職務経歴書を作っておくとよい(手続き時の書類への記入が楽)
- 地方税の納付
- 市区町村から納付書が届くので、自身で納付する
その他、ついでに会社関係では、
- 会社の厚生関係(保険、積立、財形、ローンなど)の脱退、継続
- 通勤費(定期)清算
- 通門証返却
- 健康保険証返却
- 就労時間(タイムカード)確定
- 旅費精算や食堂カードの清算も忘れずに
などなど・・・
他にも細々あったと思いますが、何しろバタバタ忙しかったという記憶です。
私の場合は別の小忙しい事情もありましたが、次の会社が決まっている人はもっと大変なんでしょうね。それとも会社でやってくれることの方が多いのかな。
何にせよ、諸手続きお忘れなく。
確定申告ってなんだ?!
そして会社員時代には縁がなかった、「確定申告」の季節がやってきました。
文字を見ただけでも面倒くさそうで嫌な感じですよね、「確定申告」。
「確定」「申告」
固い・・・
今までは「年末調整」で会社に保険の支払い証明の葉書などを提出すればOKだったのですが、年末調整もスルーしているわけですので、
今年は年末調整も含めて一年間で何をもらって何を払ったか、自分で申告しないといけません。
これが確定申告。
確定申告で、諸々払い過ぎていたもの、控除対象となるものを計算して申告することで、
- 税金が還付される可能性が高い!
- 翌年の住民税が安くなる可能性が高い!
ということです。
面倒なんて言ってられなぁ~い!!
これはやるしかなぁ~い!!
・・・でしょ?
やってみよう、確定申告
というわけで、よっこらしょと取り掛かりました確定申告。
今年の税務署の相談・受付期間は、2/18(月)~3/15(金)でした。
作業開始は受付開始の前の週末。
やってみると、確定申告書の作成はWEBでできて、作業時間は半日もあればOK!
意外と簡単です。
まずは国税庁のHPを見るわけですが、申し訳ないけどよくわからない。
いや、わかるんだけど不安。
わかりやすく説明しようという努力は感じられますが、見なきゃいけないところが多すぎる感じ。
スパッと正解を言ってくれないと、もしかしたらそうじゃない場合があるんじゃないか、自分がそれにあてはまったりするんじゃないか、どこかに別の解説があるんじゃないか、本当にこれでいいのか、などと余計な心配をしてしまって、ビビりの私としてはなかなか先に進めない。
で、何か参考になるところはないかと探してみたら、
・・・
ありました!!
on the Web税務・労務(2018/02/28 に公開)
タイトルもずばり!
「中途退職の方の確定申告」!!
「中途退職の方の」って、まさに私のための解説じゃないですかこれ。
有難うございます~!!!
昨年の動画なので若干画面が違うところはありましたが、大体これに従って入力していったらできました。
動画はわかりやすくていいですねー!
有難う先生!!有難うYoutube!!
数字の準備と見直しはお忘れなく
とまあ、動画解説のおかげで確定申告書の作成自体は比較的スムースにできましたが、注意点がいくつか。
- 入力に必要な数字は余裕をもって準備を
うちの場合、保険の類や医療費のレシートは会社員時代からやっていたので準備してあったのですが、住宅ローンの数字を入れるところに見慣れない欄があって(持ち分とか)それを調べるのに昔の書類を探したりしてえらく時間がかかりました。早めに作業を開始するのが吉かと。
- 一日置いて見直すことをお勧めします
うちだけかもしれませんが案の定、入力ミス発見。(^^ゞ
あとから指摘されるより、ケアレスミスは先に直しておいた方がいいでしょう。
- 画面の指示に従って最終確認を
WEBの「確定申告書作成コーナー」の最後に色々と確認事項が出てきますので、軽く見過ごさないで、記入漏れ、押印漏れなどないように確認しましょう。
いざ提出! ・・・税務署の混雑に注意!
初めてだったので興味半分、受付初日に税務署に行ってみました。税務署自体が初めてです。
平日の昼間、暖かくていい天気!
そしたらこれ。
大行列!!
何かうまいもんでも配ってるのか??
いやぁ~~、びっくりしました。
相談窓口で不安なところを聞いてみようかとも思っていましたがとんでもない、そちらは受付番号をもらってから順番が来るまで、200~300人待ちだとか。
提出だけの列の方も、外に100人以上、建物の中にも200人以上並んでいましたが、相談はあきらめてこちらに並んで、列が進むのをおとなしく待つことおよそ一時間。
やっと順番が来て、書類の不備・不足のみチェックして受理。間違いなどが見つかったら後日連絡が来るそうです。
というわけで、無事、提出できました。
ほっ・・・
因みに、私が帰るころには列はだいぶ短くなっていました。なんだよ(笑)
提出だけなら、初日でもゆっくり目に行けば大丈夫そうでしたね。
確定申告は一度やってみると意外と簡単
会社員時代は遠い存在だった「確定申告」ですが、これからは毎年お付き合いすることになりそうです。
確定申告以外にも、健康保険とか国民年金とか市民税・県民税とか、今まであまり意識していなかったものをきちんと認識して怠りなく払い込みする必要があります。
これが本来の姿なのかな。
サラリーマンは、国が定めた源泉徴収というやりかたで楽をさせてもらう代わりに、漏れなく国に吸い上げられているわけで。楽をしているのと同時に、吸い上げられてるという意識も薄れてます。
会社を辞めて、個別に納めてみると、結構な額ですわ。
より一層、使い方に目を光らせていかないとね・・・
話戻って「確定申告」、慣れない作業で気を使いましたが、やってみると案外簡単でした。来年は郵送でもいいかな、なんて思ってます。
お金が戻ってくるかも、税金が安くなるかもなら、このくらいの手間はかける価値があります。
後から知ったのですが、期日前でも提出できるそうです。知り合いで1月に提出済みの人がいました。それもいい手ですね。
こういうのを一つ一つ、会社に頼らないで自分でやっていくことが、本当の意味で「会社から離れた」ということなんでしょうねー。
頑張ろっと。(*^^*)