11月に入って1週間、朝の冷え込みが強くなってきましたね。
早期退職後、再就職もせずに早や1年ちょっと経ちました。
もともと就職意欲は強くないんですが、パート程度のゆるいお仕事は継続的に探しています。
とはいえ、アラ還でめんどくさい条件を希望しているこんな私に、丁度いい仕事はあるんだろうか。
ゆるゆるの求職活動で、まだ成果出ておらずお恥ずかしいですが、
結構あるもんだなー、あきらめちゃいかんなー、と感じています。
何ということでしょう。その後、縁あって小さな会社の事務職(という名の何でも屋?)にパートでの再就職がきまりました。 ひと月の試用期間を経て、2020年からの正式採用です。本当にご縁です。ありがとうございます。落ち着いたら続編でお知らせします。
→ 書きました(2020.4.20)
なにはともあれ、退職後はハローワークで手続きを
退職前後は、会社員という身分がなくなって、制度上切り替わることがたくさんあるので、やらなくてはならない手続きが沢山あって結構忙しいです。
雇用保険は自分で手続きに行かないともらえませんから、忘れず面倒くさがらず、行きましょう。
退職したら「確定申告」手続きしないと損!(意外と簡単)
早期退職で会社を辞めて初めて「確定申告」してきました。やってみると案外簡単。お金が戻ってくるかも、税金が安くなるかもなら、やらないと損。解説動画と注意点をまとめました。加えて「会社を辞める時の手続きいろいろ」もまとめてみました。ご参考に!
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雇用保険の手続き
- 会社から離職票が届いたらすぐにハローワークで、失業給付受給の手続きを
- ハローワークに行く前に、履歴書と職務経歴書を作っておくとよい(最初の手続き時の書類への記入が楽)
人生初めてのハローワークでしたが、来ている皆さん普通だし、職員の方は親切だし、気張る必要はありませんね。
失業保険給付のためには求職活動をしていることが必要で、そのためにもハローワークに行く必要がありますが、
「再就職ってどんなもん?」
「どんな求職があるの?」
というのを、他の失業者の皆さんと同じ場で検索したり窓口で相談したり、肌感覚で知ることができます。
検索端末の使いにくさと求職票の見にくさは何とかならんかなーと思いますが、文句を言っても仕方ないですね。
何事も慣れです(笑)
優先させるべき求人情報は何か
求人票は、A4サイズの所定フォーマットに諸条件が書かれています。
- 事業所名、所在地、就業場所
- 職種、仕事の内容、雇用形態、雇用期間
- 学歴条件、必要経験、資格、年齢
- 賃金、手当、保険、就業時間、休日等
- 会社情報、定年制の有り無し、週所定労働日数
- 選考に関する情報
これらの中で何を優先するか、そこを決めておかないと目移りして仕方がありません。
若いうちは自分のこと以外にたくさん考えなければいけないことがありますが、定年後は考えなくてはいけないことが絞られてきます。
今までのように、何かのためにがむしゃらに働く必要はないかもしれません。
あるいは、何よりも賃金優先というケースもあるかもしれません。
何が大事かは、これまでの生活とこれからの生活の両方から、人によって違います。
これからの人生を前向きに生きるために選びたいものです。
賃金か時間か職種か ~私の場合
私が優先しているのは、賃金よりも時間です。
うちの場合は幸いにして子供たちは巣立っているし奥さんが働いてくれているので、まだなんとか生活できる状況ではあります。
とは言っても、
海外旅行とかもせず(年一回沖縄はお願い)
大きな買い物もせず(14年ぶり車を変えましたが)
高い飲み会には近づかず(野毛立飲みは許して)
という感じで現役時代より質素に暮らしていても貯金は減っていくわけで、
自分のお小遣いぐらいは稼ぎたいなぁ~と思うのです。
賃金に対して希望があるとすれば、それぐらい。
職種については「嫌なことはやりたくない」、それぐらい。
大事なのは時間で、各週末とその前後は休日が欲しいのです。
- 昨夏~今夏までは、母の手術含めて実家のサポート
- 今夏以降は、妻の実家のお義父さん介護サポート
で実家に帰っているので、帰省する土日及びその前後はNG。
要するに、火水木の週3勤務、週2でもいいです。
そもそも私、このために会社を早期退職したわけですし。
あと、起業の方でも時間が必要なので、残業とかしたくない。
どちらかというと起業のほうを頑張って収益化しないといけないんですが、そんなに急がず焦らず、奥さんには大きな声で言えませんがマイペースでやらせてもらってます。(^^ゞ
というわけで今の私の希望。
- パートでいいです
- 安くてもいいです
- 近くがいいです
- 週末+前後は介護補助で帰省するので、火水木のみで
- シフト制は多分融通きかなくなるのでパス
- 短時間希望、さっと帰れる仕事
- できれば内勤
- 和気あいあい希望(笑)
そんな都合いいのあるんかいっ!
て怒られそうですが、たまぁ~に「おっ!」て思うのがあるんです。
いくつか応募はしてみたものの、難しいですね。
何が難しいって、私の条件だと大体の場合、競合が女性になっちゃう。
そういうのって、働きたいお母さんたちの希望条件にも合うんですよねー。
募集条件には書いてないものの、それで何回か落とされましたorz
採用側も、アラ還のオヤジより、若いお母さんの方がいいもんねー、残念~!
「先に言ってよぉ~~」というパターン、結構あります。
就職エージェントも頼りにしよう
というわけで、なかなか厳しい再就職(と言っても、パート)。
早期退職時の会社のご厚意(制度)で、就職エージェントのお世話になることが出来ていて、ハローワーク以外にそちらでもお仕事紹介していただいています。
今年の6月から担当してくれている方が、ハローワーク以外のルートから仕事を紹介してくれて、それがなかなか面白いです。
先月は、散骨ビジネスをやっている会社さんを紹介いただきました。
条件が合いそうだったので応募させていただいたんですが、希望の曜日が合わなくて、加えて女性をご希望のようで(早く言ってよぉ~)、ご縁がありませんでした・・・
そんなこんなで、今はほぼエージェント任せ。
但しこれ、担当者による部分が大きいように思います。
6月まで担当してくれた方は、近くのハローワークで検索した結果をどさっと持ってきて「これどうですか?」というやり方でした。
それはそれで私では見つけないような案件を持ってきてくれて有り難かったのですが、今の方のように「それ以外」のルートでの案件はなかったですね。
私自身ハローワークに限界を感じていたので、今のエージェントから頂ける情報は大変ありがたいです。
再就職先を探す、その他の方法
ハローワーク、就職エージェントの他にも、再就職先を探す手段はあります。
その際も、自分がどういう生活を送りたいか、何を大事にするかをよく考えて、決めたいですね。
雇用延長・再就職制度を利用する
このような制度が用意されていれば、同じ会社で働き続けることができることができます。
しかしながら、それまでと同じ職制同じ給料で働けるわけではなく、社内での立場は微妙になるのでは‥ と思います。
延長できたとしてもまた5年?たてば放り出されるわけで、その先はどうするか? 少しでも若いうちにアクションを起こした方がいいと思うのですが、事情は人それぞれですね。
このあたり、経験者のお話を聞いてみたいものです。
求人情報サイトで探す
求人情報サイトも様々あるので、活用すれば自分にあった情報がとれるのではと思います。
私もひとつ登録しましたが、来るのが正社員募集ばかりでほとんど見ていません。きっと登録のやり方が下手なんでしょうね、参考にならずすみません。
シルバー人材センターに登録する
これもひとつの手段ですね。
地域ごとにシルバー人材センターがあるので、年会費を払って登録して、仕事はローテーションで回ってくるという仕組みのようです。
賃金は少ないようですが、余った時間活用、地域貢献という点ではよいかもしれません。
知り合いに紹介してもらう
もしあれば、昔のツテを頼るのは一番確実かもしれません。
この場合「使いにくい人」は敬遠されがちですから、その前から「いい人間関係」をつくっていたかどうか、「何かに秀でている」かどうかが大切ですね。
要するに、会社の看板がなくなっても使える人かどうか。
加えて、そこでお役に立てないと友達をなくすことにもなりかねませんし、簡単にやめることもできませんので、慎重に話を進める必要があるかと思います。
再就職は生活を見直すチャンス!
のんびりやっているように見えたら申し訳ありません。(^-^;
これでも最初の半年ぐらいはかなり真剣に探したのですが、そもそも「もう会社員は嫌」という考えなので正社員は視野になく、条件にあうパートもなかなか無く、あっても書類で落とされて、面接まで行ったのもひとつだけありましたが見事落選・・・
いやー、なかなか厳しいです。
しかし、エージェントさんのご尽力もありポツリポツリと、
「おぉ、こんなのがあるんだー」
というのが実際に出てきます。
ここは焦らず、これからの生活にあったお仕事を探していこうと思います。
焦らず早まらずじっくり、でもチャンスは逃さないように・・・
<お知らせ>
その後ご縁を頂き、パートで働かせていただいております。
続編を書きました(2020.4.20)↓
再就職の見つけ方 ~ パート、そしてコロナ
早期退職して1年4ヶ月の求職活動の末、縁あってパート仕事を頂きました。ハローワークではなく、就職エージェントが持ってきてくれたご縁です。良いご縁をつかむには、タイミングを逃さない動き出しと、自分なりの基準をしっかりと持っておくことが大事です。
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